2011年08月31日

本当に超円高なのか?

ここ最近「超円高」という言葉がしっかり定着しています。
なんとなく、今は海外に行ったり、海外で買ったりしないともったいない気にさえなります。

でも、本当に超がつくほど円高でしょうか?


普段見る為替レートとは別に、実質実効為替レートというものがあります。ざっくりと言えば、各国の経済状況を鑑みた上で導き出される為替レートということ。その実質実効為替レートでは、現在の円高は「超」と言われるほどの円高ではないと良く聞きます。

もっとわかりやすいものに、ビッグマック指数があります。
ビッグマックは世界各国でほぼ同品質で販売されるので、その価格に経済状況が反映されるだろうとの考え方です。いわゆる「購買力平価」のようなものでしょうか。

さて、このビッグマック指数(日本での価格320円÷アメリカでの価格4ドル強)は80以下となり、現在のドル円と大きく乖離するものではないようです。つまり、さほど円高ではないと言うこと。


まあ当然ですが、それほど正確な指数ではありません。
でも、少し考えさせられます。

2011年08月30日

ユーロ沈む…

欧州タイムに入り、ユーロが売られています。
ユーロ圏の経済指標も芳しくないようです。

さすがのECBも、このユーロ圏景気低迷で引き締め姿勢は見せにくいか、利上げへのトーンが下がっているようです。ユーロ、もう少し下げそうですね。


さて株価を見れば、米日欧とリスク志向へと傾いているように見えますが、米指標などプラス材料がジワジワと効いているようです。9月にはFRBの追加緩和策が期待されるし。大きなリスク回避要因はひとまず一段落なのでしょうか。でも、果たしていつまで続くか…?

今週は米雇用統計、ISM指数などがあります。
なんか、また崩れるような気配も…
根拠はありません。^^;)

2011年08月27日

結局荒れず…

バーナンキ議長の講演、どう思われましたか?

具体的な追加緩和策の言及を期待していた市場は、一旦大きな失望感を示したものの、追加緩和の具体的検討は9月に先延ばしとされ、再び期待は繋がったわけです。結局一瞬下げた株価は戻し、為替も行って来い、そして週末を迎えました。

終わってみれば、やはり周到さを感じます。


さて、週明けは比較的に穏やかな動きになるような気がしています。次の市場の関心は、米雇用統計でしょうか。米雇用統計以外にも、来週はいろいろ材料が多く、くるくると方向が変わりそうですが…

ドル円はとりあえず76円半ばでの膠着が続きそう。
と見ましたが、どうでしょうか?

2011年08月26日

バーナンキ発言でドル円はどう動く?

ここ数日円高は抑えられています。
米指標など意外と良い材料が出たこともありますが、それで円安転換というより、バーナンキ講演を前に行き過ぎた円高分を戻した感じでしょうか?

本日NYタイムに米ジャクソンホールでバーナンキFRB議長が講演をします。市場の期待通り追加緩和に動くなら、改めてリスク回避が緩み、株は買われ、結果として円は売られる可能性があると思います。ただしドル円の動きは簡単に予測できません。ドルは対ユーロや対資源国通貨で売られ対円での上昇は抑えられるかも知れません。

しかし、FRBが必ずしも追加緩和に動くとは断言できず、万一市場の期待がそがれることになれば、再度の株価急落もあり得ることだろうと思います。その場合、金融引締めへの時間軸が縮まり、市場はややドル買いへと傾いていくことになるでしょうか。

あくまで個人的想像ですので、悪しからず…

2011年08月20日

最安値更新!ドル円の行方

昨夜、衝撃が走りました。
瞬間的にドル円が75.95円をつけた…

このところ微妙につり合って膠着していたドル円。
政府財務省は「介入効果」が続いているとの見方。それも確かにあるかも知れません。介入後すぐに元鞘だったものの、介入姿勢を見せたことが投機筋に対して一定のブレーキに。そこに、「介入は日常的に行うものではない…」的な発言が財務省から漏れる。不注意なのでしょうか?狙い(なわけない)なのでしょうか?

たとえ一瞬とは言え、破られた76円台。
この軌跡が今後どう影響するのか?
(また行きますか!?)

今後の注目は、日本政府の介入への姿勢と、米FRBの次の一手。
来週にはバーナンキFRB議長のスピーチも予定されてます。

2011年08月18日

ユーロ圏の不安いつまで?

欧州の根深い財政懸念と信用不安。
欧州株価も下落し、ユーロも結局下落へ。

望みはユーロ圏で経済規模最大のドイツに集まるものの、国内世論を無視してまで他国支援に向かうことは結局できないのが現実。経済規模2番目のフランスも同じこと。そして3番目のイタリアは既に支援を必要とする側に入るというのがユーロ圏の現実です。


さて今朝の新聞で、ドル円が史上最安値に近づいたことに触れ、ユーロの下落がドルに波及したとの記述を目にしましたが、ドル円が最高値に接近したのとユーロが反転急落したのは時間的ズレがあります。ドル円最安値の瞬間、ユーロは急落前の高値にありました。

むしろユーロ下落でドルは上昇したのでは?
と思っていたのですが…

2011年08月15日

ドルの今後の価値は?

今後のドル、どうなっていくのでしょうか?
非常に気になるところです。


ドル安ドル安と言っても、世界の基軸通貨であるドルの価値。いくらなんでも、これ以上安くはならないだろう。そう考えていたのです。ドルに変わる基軸通貨の候補がないのも事実です。ユーロは今コントロールの難しい状況にあり、安定感や信頼感に大きく欠けます。ポンドは流通量からいって、まず無理。中国元は今のところ問題外かと思います。

結果基軸通貨の座は当分安泰としても、米経済の回復は予想より大きく遅れるのは間違いありません。米政府もしばらくはドル安歓迎の路線でしょうか。


ドル円を見てみると、現在史上最安値のレベルにあります。今は微妙につり合って膠着していますが、最悪もう少し下げる可能性もあると見た方がよいでしょうか。ただ、個人的には米経済の回復が見えてくれば、金融緩和の時間軸が延長されたとは言え、その先を見据えドルを買い戻す動きは出やすいものと思います。ユーロが弱いこともその一因ですし、対オセアニア通貨でもドルが売られすぎていると思います。

ただし、1ドル100円を超えることは、もうないのかも知れません。頭の中に残る価値観をしっかりとリセットしていかないといけないですね。

2011年08月13日

異常高値の金は安全資産?

最近の金先物の高騰は目を見張ります。
連日史上最高値を更新し続ける金先物、先日ニューヨーク商品取引所において、とうとう1,800ドルを一時突破しました。

世界経済がなかなか回復へと向かわない中で、リスク回避の矛先としての存在感が増しているようです。日本でも金への投資がさかんにアピールされています。


さて、今の金は安全資産と言えるでしょうか?
個人的見解ですので、悪しからず…

ほんの数年までは、NY金先物取引において1オンス1,000ドル辺りが標準かと考えていました。今や投機マネーでパンパンに膨らんだ金相場は当時の2倍に達しようとしています。(ドルの価値も相当下がったのは事実ですが…)昨日辺りはさすがに利益確定での売りが見られたようです。投機マネーの逃げ足は早いです。結局踊らされて高い金を手にした一般投資家が一番割を食うのではないでしょうか?

と、感じた次第です。

2011年08月11日

スイスフラン急落!

欧州タイムに入って、スイスフランが急落しています!
対ドル、対ユーロ、対ポンドで軒並み下落。
対円でも4円以上下げています!

介入でもあったのでしょうか?
今はまだ不明です。

深まるリスク回避!

ドル円は最安値に迫るものの、今の市場は深刻な「リスク回避」に動いています。とくにユーロ圏発のリスク要因が大きく、結果ユーロドルが売られドルを下支えする格好です。ユーロだけではなく、リスク回避では高金利通貨が売られやすくなります。豪ドルやNZドルなども対ドルで売られ、ドルを下支えする形です。

以前なら、このようにリスク回避で「ドル高円高」という構図もあったわけですが、今は「ドル安要因」もあり円やスイスフランにお金が流れやすい状況になっています。同じ理由で金価格などは大変なことになっています。


今後はどう動くのでしょうか?

少し良い材料が表れると一気に株が買い戻されたり、また改めて不安が意識されれば一気に売られたり、不安定な状況は少し続くのかも知れません。

同様に円高状態も続くと見た方が良さそうです。
今はドル円が微妙につり合っていますが、ドル安方向へ一気に動き出すことがないとも言えず、ドル買いポジションは注意が必要かと思われます。

以上、個人的な見解ですので悪しからず…