2011年09月30日

円高はまだ終わらない?

日米欧と株価も反発してやれやれという雰囲気ですが、ユーロ圏の危機的状況は変わらずのようです。とりあえず先送りされた感じのギリシャ問題、果たして解決への道筋は見えてくるのでしょうか?

ここでギリシャ問題を乗り越えられないと、2番手3番手が待っています。まさしく前途多難ですね。しかし、もしこの問題が収束に向かえば、ユーロは強さを取り戻すことになるのだろうと思います。週末に向けて、欧米タイムでまた嫌なムードに向かわなければ良いのですが…


それにしても、スイスの思い切った政策(対ユーロでのフラン上限設定)は非常に効果を出しているように見えます。当然のことながら、対ドルでもフランは押さえられています。

日本はどうするのでしょうか?財務省が為替介入の原資を引き上げたようですが、市場はほとんど反応なし。ドル円はしっかり膠着しているし、なんとなく介入ムードも実感が薄れたような気がするこの頃です。でも、円高はまだ簡単には終わりそうもない雰囲気ですね。

どうなのでしょうか?

2011年09月26日

ユーロはどうなる?

ユーロ円は一時102円台を割り込んだようです。
今は少し戻していますが…

さて、混迷極まるユーロ圏ですが、一部ではとうとう利下げ発言まで出ているようです。信用収縮が止まらないユーロ圏、この先立て直すことはできるのでしょうか?エコノミストの中には、ユーロ圏分裂の可能性を説く人も少なからずいるようです。

しかしながら、このユーロ安で潤う企業もユーロ圏にはありますね。例えばドイツの自動車メーカー。逆に日本のメーカーはユーロ圏で致命傷を負っています。自国通貨安がいかに輸出企業に有利であるかを今さらのように見せつけられます。

でも、ユーロ圏の景気回復と結束は必ずしも同じベクトル上にないように感じます。今回露呈した構造的な問題は景気回復とは別の解決を求められそうな気がします。

2011年09月22日

最高値を更新する円!

ロンドンでも株価は急落!
リスク回避が急速に深まっています。

そんな中で円の急騰が止まりません!
10年振り最高値更新のユーロ円は、なんと102円台!
史上最高値のポンド円は、なんと107円台!

万が一クロス円でもロングしていたら、ゆっくり連休を過ごしていられない雰囲気です。それにしても、ドル円も76.20を切っていて、クロス円売りに押され動きは鈍いものの、カラータイマーが鳴り続けている感じがします。そう、日本政府の介入に対する秒読みが始まっているような気がするのです。

明日の秋分の日、どうなるでしょうか?

FRBツイストオペで再び…

NYダウ平均は300ドル近い反落となりました。
FRBが発表したツイストオペ、長期国債を買い同額の短期国債を売るという苦肉の策です。これが追加緩和に期待していた市場の失望を買い、株価反落へとつながりました。

結果、リスク回避でユーロ、ポンド、資源国通貨売りとなり、ドルと円は上昇。ドル円は膠着域に留まりました。やれやれ…


個人的に気になるのは、ドルカナダがとうとう1.0台に戻してきたこと。今年はずっとカナダドルが米ドルを上回る状況が続いてドルカナダ0.9台に目が慣れていましたから。そして、ランド円が9円割れ目前まで下げていること。もちろん、103円台のユーロ円や118円台のポンド円も注目の領域ですが…

2011年09月19日

ポンド120円割れ!

欧米市場で株が売られています。
米ダウ平均は現時点で250ドル反落と、かなりの急落となっています。

為替はユーロ円が113円台突入、そしてポンド円はとうとう119円台突入。ユーロ圏の問題(とくにギリシャ)は収まる気配を見せておらず、こういう展開は予想の範囲かと思いますが、円高が急激に進むと日本政府の出方が気になります。野田総理は今日日産のゴーン社長と会い、円高対策を強く要請されています。

ドル円も76.40付近と、やや危ないゾーンに差し掛かっています。
明日の日本時間に要注意ですね。

円は大丈夫なのか?

週明けのオセアニア市場が円高スタートしています。
今週の注目はなんと言っても、日本時間で木曜日未明に発表されるFOMCです。FRBは金融緩和に関するどんな具体策を出してくるのか?


さて、この円高に関する自分なりの理解。
理解が足りない部分もあるかも知れませんが…^^;)

大震災に原発事故で経済が混乱する日本なのに、なんで円が買われるの?と疑問を感じる人も多いと思います。ユーロ圏ではギリシャが問題になっていますが、政府の負債という点では日本も負けていない。しかし、そのほとんどが国内であり、国際的に見れば対外純資産世界一の債権国です。円が消去法的に買われていると説明されることが多いのですが、リスク回避局面ではむしろ積極的に買われて当然と思います。


しかし、それもいつまで続くのだろう?

今朝の新聞で、日本の中枢がサイバーテロの標的になっているとありました。日本の機密情報は海外に流出し、常に海外から監視される状況が始まっているようです。もしかすると、私たちの知らない何かが水面下で進んでいるのかも知れません。

2011年09月16日

ドル供給で協調合意の日米欧、その効果はどこまで?

市場におけるドル流動性確保のための日米欧合意。
それにより、昨日より株価は急伸しました。
NYダウ平均、続伸続きますね。

売られすぎていたユーロも少し買い戻されたものの、何か勢いがありません。今日のユーロは対ドル、対円ともに少し下げているようです。ユーロ圏の憂鬱はそう簡単には晴れず、その構造的な弱点をもろに露呈している昨今です。とまあ、素人の私にもわかりやすい現在のユーロ圏の状況です。


こんなに株価上がっちゃうの?

て感じもするわけですが、ファンダメンタルズ的に何かがはっきりと好転したわけじゃない。期待を持たせたわけですが、また元の木阿弥となる気配も。もっとも、何がきっかけで悪循環が好循環に変わるか、それはいつ頃起こるのかわからないわけですが、気を付けた方がいいのは確かかと…

それにしても、今ヨーロッパへの旅行は良いタイミングなのか、悪いタイミングなのか、わからなくなってきますね。ひがみでしょうか?

2011年09月12日

円高進む週明け、G7をどう見る?

なるほどな週明けです。
だいたい予想通りで驚きはありません。

それにしても、G7の結果をどう考えるか。
欧米などの建前は、為替については市場が決める。
そして本音は、自国通貨高は困る。
であり…

日本の主張など、耳に入る余裕はなかったのではないか?
そんな気がします。

「日本の単独介入に関して反対意見はなかった」という超ポジティブな取り方もありますが、結局無視されたのですね。ただし、実際に行動を起こしたときには避難される可能性もあるってことですね。世間は冷たいものですが、みんな自国の問題で一杯一杯なのでしょう。
(などと、勝手に思いを巡らせています。^^;)

2011年09月10日

深まるリスク回避、週明けどうなる?

欧州の債務問題などでリスク回避が急激に進みました。
NYダウ平均は300ドル以上沈み、為替もユーロ円が10年振りの105円台!

さて、G7はこの難局打開の糸口を見出せるか?

どの国も自国の経済問題を最優先に考えているので、自国経済への負担を持ち帰るわけにはいかないというのが本音だと思います。当然本音は隠しつつ「建前」部分での最大公約数を確認するわけですが、これがなかなか具体策まで踏み込むには、各国の相当な覚悟の譲歩が必要なわけで、やはり難しいのでしょうね。

まして、今円高問題に対して協力を仰ぐのは無理な話かと思われます。105円台に踏み込んだユーロ円など、今のユーロ圏諸国にとって歓迎こそすれ、なんら問題視することではないと言うのが本音でしょうか。

勝手な偏見ですので、悪しからず…^^;)

2011年09月09日

米国の強いドル政策

世界の基軸通貨であるドルを抱える米国。
従来より、一貫して「強いドル」をアピールしてきました。

ところが…
こうしてドル安が長引くと米国の立場はどうなのか?
弱いドルを上手く利用しようとしていないか?
従来の強いドル政策はどうしたのか?
基軸通貨としての価値は?

そんな風に感じてしまうのです。


誰が言ったか忘れてしまいましたが、数日前の米要人の言葉が記憶に残ります。
「より強いドル」とは言っていない。
「強いドル」は維持している。

そして昨日ミネソタでの講演で、バーナンキ議長はこう説明しました。
「我々は物価を低く抑えることに成功してきた」
「景気回復を強めるための政策を打ち出している」
そして、
「それらは強いドル政策に一致する」と…