2012年03月30日

円高への戻りは?

米景気回復期待がやや後退し、円が戻しています。
また、FRB金融緩和が長引くとの思惑で米長期金利が下げています。米長期金利が下げれば、日米金利差縮小により円高ドル安に向かいます。

一方欧州では、スペインで大規模なデモがありました。
ギリシャ、スペインだけでなく、緊縮財政が進めば進むほど、こうした国民の反発が過激化するのは目に見えています。どのように収束していくのか、相変わらず険しい道であることは変わりないようです。


さて、為替は(円は)一体どちらへ向かうのか?

大きな本流は「景気回復」にあるのは間違いないと思うのですが、短中期的には何度か大波もありそうな気がします。最近の円安への動きはどうでしょうか?こうした短期的な動きの裏にはヘッジファンドなどの投機的マネーがあるようです。

私も嫌と言うほど経験していますが、投機マネーの動きは速く、とても素人トレーダーのついていけるものではありません。後手後手に回り、どうしても細かい損失を重ねてしまいます。先取りには情報が欠かせません。つまり素人トレーダーは分が悪いわけです。自分の大切なお金がヘッジファンドにまんまと取られているなんて、悔しいことですね。

この円安、まだはっきりしたトレンドには当分なりそうにもありません。しかし、一時のような円高まで戻すかどうかについては否定的な見方が圧倒的です。となれば、やはり大きな「押し目」待ちということでしょうか。個人的には今年どこかで大きな円高への戻りがあると予想しています。(当たりませんが…^^;)

2012年03月24日

頼るべきは直感?

今、迷っている人が多い。
景気は当面上なのか、下なのか?

トレード現場から離れて、見えてくるものもある。
所詮、人の行動は科学できないものか。
それを求めてテクニカルに走る。

テクニカルは、事象の分析ではなく、人の心の分析。
人の行動にルールを見いだすことは可能であるが万能ではない。


以上、なんとなく心に浮かんだこと…
大切なのは、なるべく多くの事実をインプットしておくこと。

直感とは、本当はいい加減なものではなく、脳が蓄えた事実を分析した上で脳が下した、ある意味正確な予測であるとも言えます。常に計算ありきの人にとっては、実に安易に見える「直感」ではありますが、少なくとも自分自身にとっては最も頼るべきものであると、そう考えてはいけないでしょうか?

2012年03月23日

ふたたび円高に向かう要因

円安が続いていた為替市場で、昨日円が急反発。
背景にはユーロ圏や中国の景気指数に不安要因が出たため。

とは言え、今までの円安傾向が一変するとは思えず、今回の円反発は一時的に終わるのだろうと考えています。しかし、少しの不安材料で流れが変わることを再認識したような気がします。そこで、今後また円急騰となり得る背景要因を考えてみました。

・中国経済の行方
・ユーロ圏の財政危機の行方
・中東リスクの行方(原油高騰を含む)

中国政府は金融政策に自信を見せていますが、本当に上手くコントロールしていけるのか個人的に疑問を持っています。典型的なバブル崩壊にたとえならないとしても、成り行きによっては世界経済に相当なダメージを与えそうです。私個人の勝手な想像ではありますが、同じような危惧を持つ人も多いのではないでしょうか。

ユーロ圏も根本的な解決は難しく、収束するとすればどの方向へ向かうのでしょうか?また、イラン核開発に絡む中東の地政学的リスクは、そして原油高騰のリスクはいつ収束に向かうのでしょうか?

ここまで挙げたものは、市場のリスク回避による円高を想定したものですが、ドル円に限って言うと米景気回復に陰りが見えればFRBは追加緩和に言及せざるを得なくなるとの思惑で、ドル安が進む展開もあり得ます。


もっとも、こういう不安要因を挙げ綴るのはいつの時代でも可能かも知れません。つまり、いつでも何らかの不安要因はあるわけで、それでも経済は好転したりしているのが過去から学んだ事実でもあります。単純にどちらへ向かうかの予測は難しいのですね。

2012年03月15日

この円安、止まるのか?

止まる、止まると思いつつ、とうとうドル84円台目前!
どこまで円安続くのでしょうか?

この円安の背景にあるもの。
当然米景気回復期待があるわけです。
(ギリシャ問題の危機感後退もありますが)

ただし、ここ最近の円安はドル円の上昇によるもので、他のユーロ、ポンド、オセアニアなどの各通貨もドルに対して下げています。いわゆる「リスク志向」による円売りとは少し違います。日本の貿易収支悪化も円安要因の一部にあるかも知れませんが、一番大きな要因はFRBの金融政策への思惑と思われます。

それは何か?

今のドル円の動きは、日米長期金利差の動向に対する思惑です。
米景気回復期待→FRB金融政策が「緩和」から「引き締め」へ→長期金利の上昇。逆に日本は「追加緩和」政策へと動きつつあります。実際は、FRBがすぐに金融引き締めへと動くはずもなく、市場の期待は行き過ぎの面もあるかも知れません。

しかし、実際は動いてみないとわかりません。
この景気回復期待が好循環を加速するかも知れません。
ただし、このまますんなりとはいかない気がします。

2012年03月10日

米雇用統計後の動きをどう見る?

昨日NYタイムの米雇用統計。
非農業部門の雇用者数が予想を超えて増加。
その結果、円が急落しました。

さて、米景気回復期待が上昇して、市場のリスク指向が強まったのか?

よくわかりにくい面もあります。ユーロやポンドなど他の通貨も円に対して上昇しましたが、それはドル円の上昇による影響であり、実際にユーロやポンドなど対ドルで下落したまま週末に入っています。

自分なりの理解では、米追加緩和に絡む市場の思惑からドルが買われただけで、大きな景気回復への動きには見えません。すぐに調整される可能性もあるかと。週明けから改めて市場の景気回復期待が膨らむ可能性もあるわけですが、米雇用統計という材料だけでは既にある程度織り込まれていたようにも思えます。

一方欧州危機。ギリシャ問題に関して一応良い方向に動いていますが、問題はその後に出る可能性が高いと個人的には考えています。今回の解決には多くの民間企業が痛手を負うわけですが、その後の緊縮財政の徹底などギリシャ国民にとって到底難しい課題も山積みです。また先送りしただけに終わるのではないか…?

そんな気もしてなりません。
個人のつぶやきです…

2012年03月07日

3つの不安のタネ

昨日のNY市場、大きくリスク回避へと動きました。
NY株価は200ドルを超える急落。
為替もユーロ、ポンド、オセアニアなど軒並み対円で急落。

この動きに注意が必要です。
楽観ムードがまだ続くなら、大きく反発もあり得ると思います。

短期的な動きよりも、もう少し長い目で見ると3つの不安のタネがあります。まずは、言わずと知れた欧州危機。収束に向かうという見方もありますが、難しい綱渡りであることは間違いありません。

二番目としては中国経済の行方です。政府はインフレ抑制に自信を見せていますが、不動産バブルは止まらない状態にあるようでコントロールは難しそうです。下手をすればバブル崩壊に向かうのではないかとも思われます。

三番目は、中東のリスクです。イラン対イスラエルで問題がエスカレートすると大変なことになります。今でも原油高騰が世界経済のリスクになっていますし…


もちろん、他にも日本経済の行方にも大きな不安があります。
今までの安全神話が一気に崩れる時が来るかも…

いつもながら、個人的な見方です。
必ずしも正解ではありません。

2012年03月03日

市場に楽観ムード

あの欧州でさえ…
なぜか、危機はとりあえず去ったような。
そんな楽観ムードが。

ファンダメンタルズ要因とは、何か絶対的な物理的原因から来るものではなく、結局人々の思惑から起こされるうねりのようなものと理解しています。したがって何か悪い要因も、多くの人が「そうでもない」と感じれば「そうでもないもの」になるのかと思うのです。

だからこそ、市場は常に間違えた方向へ一旦行き過ぎ、そして調整される。難しいものですね。トレードをするためにより確かな理由を求めて、トレーダーはテクニカル分析をする。それも、大きなうねりがくれば一瞬で吹っ飛んでしまいますが…


そんな念仏は良いとして。
そろそろ楽観ムードも踊り場か。

再び登るのか、あるいは下山するのか。
ただ一つ思うことは、欧州危機は根深い問題かと。
楽観ムードは危うい気がします。