2012年06月30日

円急落!…しかし

欧州連合首脳会議での一番の目玉は、欧州安定メカニズムで直接銀行へ資本注入できると決まったこと。今問題となっているスペインの銀行へも、スペイン政府を通さずに直接支援することができる。ドイツが一定の譲歩を余儀なくされた形です。

しかし、本当に楽観的に捉えている向きは少ないかも知れません。
これから資金の問題、財政規律の問題、国内世論の問題…
とくにドイツ国内では大変でしょうね。


ともあれ。

私がそれより驚いたのはNY原油価格の急騰。
需給関係と全く関係なく、投機の対象なわけですね。

やっと、少し下げてきたガソリン価格、上がらないでほしいなあ…

2012年06月29日

欧州不安和らぎ円安株高!

ユーロ圏首脳会談の状況を受けて、不安が軽減し円が急激に下げています。
しかし、どうなんでしょうか?

ユーロ圏の状況を比喩すれば、つまり「お金持ちと貧しい人たちが、お互いに助け合いましょう」ということなのですが、努力してお金持ちになった人と、努力が足りずに貧しい人と、お互いにフェアな関係でいることが難しいわけですよね。持てる国と持てない国、支援する側と受ける側、国内事情と対外事情、どこに合理的な妥協点が見つかるのでしょうか?

経済が一気に良い方向へ向かえば、何か好循環の中で自然と解決される問題かも知れませんが…
とりあえず、どの方向に解決されていくのか?
私にはどうも想像できません。

まだ、ぐずぐずが続くに違いないと思えます。
難しいですね。

2012年06月22日

リスク回避で円安??

今朝のニュースで、世界景気減速懸念が高まり、円を売りドルを買う動きが進んだと解説されていました。

えっ、ちょっと待てよ!
リスク回避なら円買いでしょ?

そう思ったのは、私だけではないと思います。


こうしたメディアの報道は限られた枠があるので、どうしても表面的な字面だけで理解しようとすると難しいものがあります。私はこういう時は、その背景までさかのぼって見ることにしています。

結局運用リスクを回避するためにドルが買われたのです。その背景にあるのは、20日NY市場で「FRBによる追加金融緩和の観測」が後退したことがあります。また、中国、ユーロ圏、米国で悪い経済指標も重なったりして、昨日のNYダウ平均は今年2番目という大幅下落を記録しました。

「有事のドル買い」とは言われますが、最近のドルは極めて安定しているように見えます。

2012年06月18日

ユーロ100円台から再び落ちるか?

ギリシャ選挙の結果を受けて、早朝ウェリントン市場から円安へと動いていたものの、どうなのでしょうか?

ギリシャもスペインも緊迫した状況が続くことに変わりなし。
円安への動きも早々に天井に当たったようです。
欧州タイムに入り、徐々に円が戻しています。

欧州問題に限れば、根本的な解決への糸口が見つかればユーロの本格的な買い戻しもあり得るかも知れませんが、一体どんな糸口になるのでしょうか?

しばらくは円売り、要注意かと思うのですが…

2012年06月09日

欧州不安が後退?

昨日のNY株価は続伸。
欧州不安が後退したためとされますが…

あたりまえな話ではありますが、短期で利ざやを稼ぐ投機マネーにとっては景気の行方よりも、それを先取りする市場がどう動くかが問題なわけです。そのきっかけを作り、思惑通り相場が動いたら、すっと利益を上げて逃げていく。先取りの先取りです。この動きには付いていかない方が良い、というのが自分のダメトレーダー経験で感じたことを思い出しました。(昔の苦い経験です)


まあ、そんな思い出はよいとして…

欧州不安は本当に後退するでしょうか?
スペイン支援への期待が高まるわけですが、ギリシャと似た道を歩まないと言えるでしょうか?そのギリシャも今月17日の再選挙の行方が不透明なままです。事実はともあれ「緊縮拒否はユーロ圏離脱」という図式を見せられた国民が、その再選挙で緊縮拒否を選んだら…?国民は本当にユーロ圏離脱を望んでいないのか?


欧州不安後退とともに、市場の関心は世界的な金融緩和への期待に向けられているようですが、欧州問題は依然として何も解決されていないように思えてなりません。

2012年06月05日

再び円高?欧米市場に注目!

G7緊急電話会議の前に、ややユーロ不安が後退?
そんな解説が目に入りましたが、このところのユーロ買い戻しに関しては、「不安後退」というニュアンスより積極的な「ユーロ底打の先取り」だと勝手に理解しています。

そういうポジションは動きが速いので、もし電話会議に不調が見えれば一気にユーロ売りに動くのではないか?
なんて想像します。しかし、欧州タイムに入ってから円高が再び進んでいますね。何か進展があったのでしょうか?ユーロ円が96円台に入るのは時間の問題のような気がします。


さて、ドル円も再び77円台が見えてきました。
沈黙の財務省、その動向も気になります。

2012年06月02日

米雇用統計後に円安とは?

ドル円もいよいよ77円台に首を突っ込み、財務省がピリピリしてきました。口先介入は始まっていますので、これからの円高は敏感なものになるのでしょう。


さて、昨日の米雇用統計。
結果は予想より悪かったわけです。
NY株価も今年最大の下げ幅を記録しました。

ところで…

ドル円はその時一旦大きく下振れして、すぐに戻した格好です。
一方ユーロ円を見れば、米雇用統計発表後から円安方向へかなり動いています。

米雇用統計のような大きなイベントにおいては、短期的な利益狙いで大きな反動があることは普通と理解しているのですが、米雇用統計発表前に比べても大きく円安ユーロ高に動いているのが今ひとつ理解しきれません。まあ、こうした市場の動きはすべて後付の説明で、正確な理由を説明できる人はいないでしょうから…

なぜユーロがそれほど買い戻されたのか?
投機的には理由があるのでしょう。


やはり、市場は依然としてリスク回避方向で間違いないと思います。
(個人的見解です。トレードは自己責任で…)