2012年06月22日

リスク回避で円安??

今朝のニュースで、世界景気減速懸念が高まり、円を売りドルを買う動きが進んだと解説されていました。

えっ、ちょっと待てよ!
リスク回避なら円買いでしょ?

そう思ったのは、私だけではないと思います。


こうしたメディアの報道は限られた枠があるので、どうしても表面的な字面だけで理解しようとすると難しいものがあります。私はこういう時は、その背景までさかのぼって見ることにしています。

結局運用リスクを回避するためにドルが買われたのです。その背景にあるのは、20日NY市場で「FRBによる追加金融緩和の観測」が後退したことがあります。また、中国、ユーロ圏、米国で悪い経済指標も重なったりして、昨日のNYダウ平均は今年2番目という大幅下落を記録しました。

「有事のドル買い」とは言われますが、最近のドルは極めて安定しているように見えます。

2012年06月18日

ユーロ100円台から再び落ちるか?

ギリシャ選挙の結果を受けて、早朝ウェリントン市場から円安へと動いていたものの、どうなのでしょうか?

ギリシャもスペインも緊迫した状況が続くことに変わりなし。
円安への動きも早々に天井に当たったようです。
欧州タイムに入り、徐々に円が戻しています。

欧州問題に限れば、根本的な解決への糸口が見つかればユーロの本格的な買い戻しもあり得るかも知れませんが、一体どんな糸口になるのでしょうか?

しばらくは円売り、要注意かと思うのですが…

2012年06月09日

欧州不安が後退?

昨日のNY株価は続伸。
欧州不安が後退したためとされますが…

あたりまえな話ではありますが、短期で利ざやを稼ぐ投機マネーにとっては景気の行方よりも、それを先取りする市場がどう動くかが問題なわけです。そのきっかけを作り、思惑通り相場が動いたら、すっと利益を上げて逃げていく。先取りの先取りです。この動きには付いていかない方が良い、というのが自分のダメトレーダー経験で感じたことを思い出しました。(昔の苦い経験です)


まあ、そんな思い出はよいとして…

欧州不安は本当に後退するでしょうか?
スペイン支援への期待が高まるわけですが、ギリシャと似た道を歩まないと言えるでしょうか?そのギリシャも今月17日の再選挙の行方が不透明なままです。事実はともあれ「緊縮拒否はユーロ圏離脱」という図式を見せられた国民が、その再選挙で緊縮拒否を選んだら…?国民は本当にユーロ圏離脱を望んでいないのか?


欧州不安後退とともに、市場の関心は世界的な金融緩和への期待に向けられているようですが、欧州問題は依然として何も解決されていないように思えてなりません。

2012年06月05日

再び円高?欧米市場に注目!

G7緊急電話会議の前に、ややユーロ不安が後退?
そんな解説が目に入りましたが、このところのユーロ買い戻しに関しては、「不安後退」というニュアンスより積極的な「ユーロ底打の先取り」だと勝手に理解しています。

そういうポジションは動きが速いので、もし電話会議に不調が見えれば一気にユーロ売りに動くのではないか?
なんて想像します。しかし、欧州タイムに入ってから円高が再び進んでいますね。何か進展があったのでしょうか?ユーロ円が96円台に入るのは時間の問題のような気がします。


さて、ドル円も再び77円台が見えてきました。
沈黙の財務省、その動向も気になります。

2012年06月02日

米雇用統計後に円安とは?

ドル円もいよいよ77円台に首を突っ込み、財務省がピリピリしてきました。口先介入は始まっていますので、これからの円高は敏感なものになるのでしょう。


さて、昨日の米雇用統計。
結果は予想より悪かったわけです。
NY株価も今年最大の下げ幅を記録しました。

ところで…

ドル円はその時一旦大きく下振れして、すぐに戻した格好です。
一方ユーロ円を見れば、米雇用統計発表後から円安方向へかなり動いています。

米雇用統計のような大きなイベントにおいては、短期的な利益狙いで大きな反動があることは普通と理解しているのですが、米雇用統計発表前に比べても大きく円安ユーロ高に動いているのが今ひとつ理解しきれません。まあ、こうした市場の動きはすべて後付の説明で、正確な理由を説明できる人はいないでしょうから…

なぜユーロがそれほど買い戻されたのか?
投機的には理由があるのでしょう。


やはり、市場は依然としてリスク回避方向で間違いないと思います。
(個人的見解です。トレードは自己責任で…)

2012年05月31日

進む株安円高

とうとうユーロ円は97円台になってしまいました。
相変わらずの欧州信用不安でリスク回避が続いています。

さて、ユーロ円だけでなく、ポンドや資源国通貨も対円で大きく下げています。ユーロやポンドなどは、今年に入って上昇した分をほとんど吐き出す勢いです。トレーダーの中には、今年の円安局面で「円売りポジション」を作った人も多いと思います。そういうポジションは今含み益をどんどん減らし、すでに含み損が出ているポジションもあるかも知れません。

私も経験があります。

含み益が出ている段階でストップを設定してあれば良いのですが、ついその時の自分の判断で対処しようと考えてしまうのです。含み益が減る段階はまだ良いのですが、含み損に変わったら大変。「損切り」ができないのです。「今にも反転して含み損はなくなる」そういう希望的観測がどんどん強くなります。

そういう人間の弱さを理解し、ストップを置くことは非常に重要です。
今は懐かしい記憶の中ですが…^^

2012年05月24日

ギリシャのユーロ圏離脱問題

ギリシャはユーロ圏に留まるのでしょうか?
国民は離脱を望んでいないと聞きますが、本当でしょうか?

アイルランドの事を思い出しました。
ユーロ圏に留まり、いつまでも緊縮策に縛られています。
果たして、それが正解だったのか?

「アイルランドはユーロ圏を離脱した方が良かった」という人がいます。そもそも、ユーロに参加しない方が良かったという見方です。今となっては比べようもありませんが、なんとなくわかる部分もあります。

ギリシャとアイルランドは一緒にはできないかも知れません。
ギリシャがユーロを離れ、自国通貨ドラクマが復活、そしてドラクマ急落、それがシナリオです。自国通貨が安くなれば輸出にはボーナスだけど、輸入品は暴騰。ギリシャの経済は大混乱となるという予想。しかし、最も恐れるのはその動きがユーロ圏に広がることです。

経済って、難しいですね。

2012年05月18日

円の反落はいつ?

日経平均は300円近い下落(14:20時点)。
為替はドルが79円台前半まで急落し、そのドルに対してユーロ、ポンド、オセアニア通貨などが売られています。そのため、ユーロは100円台前半、ポンドは124円台と円に対して大きく急落しています。


さて、こうなると気になるのが、リスク回避の緩むタイミング。
下げた株価反発、円反落のタイミング。
大きく下げたら、大きく反発する。

リスク回避の材料となっている欧州財政危機。
今市場に織り込まれている以上の悪材料はなにか?

まず、ギリシャのユーロ圏離脱から始まり、スペイン、イタリアへの飛び火。さらには、ユーロ存続に危機感が出れば最悪シナリオは先に進むのかも知れません。


まあ、しかし何らかの手が打たれることは間違いないと思います。たとえばギリシャのユーロ圏離脱を防ぐために緊縮の条件を緩めるとか、さらなる支援に及ぶとか…。(つまり、先延ばしですが)

そうならなくとも、とりあえず最悪の事態が市場に織り込まれてしまえば、一旦は反発するのでしょう。
他の材料(中国の景気減速とか)もあることはありますが。

2012年05月16日

遂にユーロ101円台突入!

ギリシャ不安などで世界株安が続く中、先ほど欧州株は全面安で始まりました。
リスク回避のドル高円高まだ続きそうです。
ユーロは一時102円を割りました。


フランス新大統領がドイツのメルケル首相と会談。

とりあえず無難な「協力関係の継続」を演出したようですが、一方ギリシャ政局は案の定闇の中。再選挙で解決するわけがない。ギリシャにとって、どのオプションを選んでも泥沼の中は避けて通れない状況です。ギリシャ市民も銀行から資金を引き揚げているようです。

このギリシャ不安、市場はある程度織り込んではいるものの、まだ最悪の事態(ギリシャのユーロ脱退など)が避けられるかどうか不明な段階で、リスク回避はもう少し進むかも知れません。


しかし、問題は欧州だけではありません。

ファンダメンタル的に大きな問題は中国の景気減速です。
中国政府の引き締めが効き過ぎたのか?
今度は緩和策に転じるのか?

巨額の中国マネーがアジアに向かい、各国の不動産が沸騰し始めているようです。
資金があれば、乗りたいものですが…

2012年05月07日

欧州不安再燃でリスク回避!

フランスの大統領選、およびギリシャの議会選挙の結果を受けて、改めて市場はリスク回避に動いています。日経平均株価は9,100円台、為替は円急騰で現在ユーロ円は130円台後半での推移です。

この後の欧米タイムでも円高進む可能性大。
株価と合わせて注意が必要です。


しかし、不安をすっかり織り込んだ後、もしフランス新大統領がドイツとの協調に動いたり、ギリシャでの反緊縮派の動きが鈍かったり、そんな気配が出たらどうなるか?

あり得ますね、そういうのって。
どこかの国みたいに。

今度はリスクが急激に緩む可能性もあり。
まあ、付いていくのが大変ですが、状況の変化には敏感になっていた方が良いでしょう。